rfid専門店をオープンしたこのショップは

rfidの導入で効率的な社会へ

2012年に世界初のrfid専門店をオープンしたこのショップは、rfidシステムの導入に必要な製品を販売しています。

システム導入の相談やサポート、商品の展示や読み取りデモも行っているので触って試すことも可能です。

rfidとは商品や食品などに名称や値段、製造年月日などの情報を入力したタグを張り付けて、電子情報を読み込むシステムのことです。

電波を使用して情報の管理をするシステムで、交通機関の電子カードやプリペイド式電子マネーなどの、身の回りの生活に採用されています。

通信が可能な至近距離まで接近する必要がある、バーコードシステムとは違い、数メートルから数十メートル離れていても読み取ることが可能です。

バーコードでは読み取り機に一つ一つかざす必要がありますが、このシステムの場合は情報の入ったタグを一度に複数読み取ることができ、作業効率が大幅に上がります。

また、タグの中のメモリと交信するので、万が一タグの表面が汚れていても読み取れるのが特徴です。

小売業界では、このシステムを導入する動きが進んでいて、コンビニやスーパーなどのレジや在庫管理の効率化を目指しています。

会計時にたくさんの商品の値段を一度に読み取ることで、お客さんが長いレジの列に並ばなくても済みますし、店員がいなくても、無人レジで商品のタグがスキャンされ、スマートフォンで決済が完了するということもできるようになります。

棚卸の際も一品一品数えなくても済み、段ボールの中にある在庫も確認することができるので、時間と労力がかかりません。

賞味期限や消費期限の管理もパソコンで行い、期限が迫った商品を素早く認識して特売にすることもできます。